終身年金保険と保障期間 | 生命保険の選び方

個人年金保険の種類である終身年金保険と、保障期間付年金保険について説明していきます。
終身年金保険はかなり有名ですし、現在加入しておられる方も大勢いらっしゃると思います。
終身保険との一番の違いは、終身年金保険の場合は長生きすればするほど、もらえる年金額が増額されていくという点です。

また、長生きすればするほどもらえる額が大きくなる理由としては、積み立て配当金が増えていくからです。
一方、終身保険は受け取れる保険金額は一定です。

終身年金保険は長生きすればするほどもらえる額が増くのですが、できるだけ早い段階で年金をもらいはじめる方がトータルで考えてメリットが多いです。
それでも早い段階で年金を貰いはじめるには、高い保険料を払う必要があります。

また、終身年金保険には逓増型といわれるタイプもあり、一定期間ごとにもらえる年金額が増えていきます。
さらに、年金とは何十年も積み立てて何十年も貰い続けるものですので、国民年金のように加入段階と年金を貰う段階においては状況が相当変化していることも十分に考えられますし、何かしらの問題も生じている可能性もあります。

例えば、ある国では物価が上昇しすぎて年金が月の生活費には全然足りず、お年寄りが生活できないという状況になっているのです。
数十年前の貨幣価値では、大金でも時間の経過と共におやつ代にもならない金額にもなりえるのです。
逓増型ではインフレにも対応しているので、1つの選択肢になりえます。